おはようございます、テラさん。
ちょっとわからなくなったので、質問させてください。
「スピリチュアルの最終目的はスピリチュアルが必要なくなること」ということに関してですが、聴いている時は、本当にそうだ、と思いました。ところが、聴き終わってから、それは可能なのか、と疑問が湧いてきたのです。
ここで言われるスピリチュアルは、いわゆる生きる哲学だとか精神的に高次になって次元上昇すれば・・・というような「スピリチュアル」ではなくて、この世の始まりは空、非二元で、この世を作ったものに人間が勝手にイメージしている神の愛というような概念はないというような、ある意味、救いのない事であると理解しています。
すると、それを本当に理解できるのは覚醒体験のある人だけで、それ以外の人間は、その話を聞いて、納得できるので、話を聞いたり、相談をした時に、その体験をもとに話してくださることは、ある意味、目から鱗の事も多く、だから、こうしてテラさんの話を興味深く聞かせてもらったりするのだと思います。普通の視点では考えつかない新たな視点を教えてもらえる。

ですが、いつの日か、それを、人に頼らず自分自身でできるようになるかというと、それはどうなんだろう、と思うわけです。
仮に「私はできるようになりましたよ」と自己申告する場合は、たぶん、深く思考することをやめて、ぱっぱと決断して、そのあと起こることにもその時点での直感で対処するという荒技を駆使するだけであり、本当の意味でスピリチュアルを必要としなくなったとは言えないと思うのです。
これを「問いがやむ」とは言えないと思います。

「問いがやむ」というのも、私は好きな言葉です。
ですが、やっぱり、「いつかスピリチュアルを必要としなくなる日」という発想と同じで、生きているあいだに覚醒体験のない人間がそこに到達できるのか、と思ってしまうわけです。

よろしくお願いいたします。